アンダルシアの白い街並み

長い歴史の中で育まれた、洗練されたヨーロッパの街並み。

ポップな彩りで心が躍るような色彩のチェコのパステルカラーの街並み、その次に選択したのは、真っ白な建物の中に緑が映えるアンダルシアの白い街並みです。

​

戦後の高度成長を支えたのは、日本人の中に芽生えた、ある共通認識でした。

「アメリカのような豊かな社会を築きたい。」

戦後の物不足の中で自然と芽生えた共通認識と、戦争を戦い抜いた国民性が、世界で類を見ない急速な経済成長を実現しました。

​

８０年代には、ジャパン・アズ・ナンバーワンと呼ばれ、目標を見失った日本は、９０年代以降、世界で類を見ない長期経済低迷に陥ります。

​

釧路デザイン計画には、戦後日本にあった共通認識を取り戻したい。

​新しい成長を生み出すための、新しい共通認識を創造していきたいという思いが込められています。​

デザインされた綺麗な街並みは、市民全体を包む豊かさ、継続的な成長の象徴になります。

​